好きな人が出来ると、頼まれなくても先読みしてお世話をしてしまう。
でも愛情を注げば注ぐほど彼の気持ちが遠のいたり、出会った当初よりもダメ男になっているような気がする。
そんな気がしているなら、それは相手にとってあなたが都合のいい女性になりつつあるかもしれないという要注意サインです。
では先読みをしすぎてついお世話をしてしまう女性が、幸せになる為にはどんなことに気をつけたらいいのかについて、これからお話していこうと思います。
なぜ世話好きな女性になってしまうのか
いつも彼に対して世話好きな女性になってしまうのは、次のような理由が考えられます。
- 自分に自信がない
- 相手が困らないように先読みをする癖がある
- 献身的に尽く事が愛の証明になると思っている
女性は古来よりマルチタスクで物事こなすことが上手く、子育てと家事を両立する能力にも長けているため、男性よりも危機察知能力が優れています。
そのため、自分が大切にしている家族に対しては、命の危険が及ばないよう懸命に尽くしてきた歴史があるわけです。
そんな母性に溢れた行動も、世話好きになりすぎてしまえば、場合によってはお節介に転じてしまう事もあります。
例えば今、あなたは喉が渇いているとしてコップに水を一杯飲みたいと思ったとします。
そんなあなたに誰かが一杯の水を分けてくれた時、とても感謝するようになるわけですが、では何杯目までの水に対して感謝の念を持っていられるでしょうか。
水を分け与えて貰える事はとてもありがたい事です、しかし自分から飲みたいと思っていない水を何度も分けて貰える事に対して感謝し続けられるのかと考えるとお節介だからやめて欲しいとも言いづらいのではないでしょうか。
世話好きな女性とおせっかいな女性の違い
誰かに親切にすることが好きな優しい心を持ち合わせた「お世話好きな女性」は幸せな気持ちになりやすい反面、損をしてしまう事もあります。
その場合は世話の焼きすぎによる「おせっかい」になっている事が考えられます。
お世話とは「人の面倒をよくみてやること」であり、それが誰かの課題を解決する時に、相手が望む事以上に手をだすことで「不必要に人の事にたちいること」→おせっかいになってしまいます。
そうなってしまうと男性にとっては重たい女性として認定されてしまい、せっかく親切にしていても嫌われてしまう原因にもなってしまうので注意が必要です。
世話好きな女性が得られるメリット
しかし世話好きな女性にも得られる恩恵があります。
ここでは世話好きな女性だからこそ得られるメリットについてお話していきたいと思います。
世話好き女性のメリット①彼が甘えてきてくれる
普段から面倒見のいい世話好きな女性は、甘えられるのが好きな傾向があります。
彼氏にしてみれば、普段から気が利くあなたといることに居心の良さを感じて、普段周りに見せないような甘えた一面を見せてくれるでしょう。
よそでは見せない彼の一面を見るたびに、世話好きな女性は「かわいい」と感じてしまうのではないでしょうか。
世話好き女性のメリット②同性にモテる
意外に思うかもしれませんが、女性も女性を好きになることがあります。
それは一緒にいて安心感を憶えるような優しさを持ち合わせた女性です。
この安心感の正体に「世話好きな女性」が当てはまることがあります。
女性は普段から気を利かせる能力に長けているので、気を使って声を掛けてもらえたり、やってもらって助かる事をサポートしてもらえることで、安心感を憶えます。
その結果世話好きな女性は同性から好かれやすくなるのです。
世話好き女性のメリット③幅広い年代の人に有難がられる
世話好きな女性は、気配りが上手にできるので、「この人と居ると安心するな」幅広い年齢層の人に好かれやすくなります。
例えばお店の店員さんに世話好きな女性がいると「またあのお店に行って接客されたい」と思い足を運びたくなる事がありますよね。
商品の困った事も「あの人に聞いてみよう」と思われるのは、世話好きな女性に接客されて居心地の良さを感じたからに違いありません。
そんな世話好き女性は社会に貢献される有難い存在だといえるでしょう。
世話好きな女性のメリット④優しい女性だなと思われる
世話好きな女性は、困っている人を見つける事に敏感なセンサーが働きます。
「具合が悪くなっている人」「泣いている人」「うずくまっている人」等を見ると「どうしました？」とひと声掛けて、困っている人を何とかして助けようとします。
自分に見返りを求めずに純粋に誰かを助けてあげる優しさは、男性の心だけでなく、全ての人に癒しを与える存在になるので、人徳があるということになりえます。
世話好きな女性でいるデメリット
世話好きは良い事であるという事が証明できる反面、必要以上に焼きすぎるとデメリットにもなります。
時に男性には「重たい女性」と受け取られる事もありますし、お世話好きを利用して「都合のいい女性」にされてしまうことだってあります。
そんな世話好き女性に起こりうるデメリットで、あなたの未来はどうなってしまうのかを考察します。
世話好き女性のデメリット①彼が子どもになってしまう
男性は問題解決能力が高い上に、プライドが高い傾向にありますが、世話を焼きすぎると気が緩み、問題の解決を「いつもお世話をしてくれる彼女に任せてしまおう」と責任を放棄して子共のようになってしまう危険があります。
母性本能というのは本来「1人で生きていくことが困難である赤ちゃんや子ども等に発揮される本能」であるのに、母性が強い世話好き女性は、好きな男性が困っているのを見ると手助けせずにはいられずついつい手を出してしまいがちです。
しかしお付き合いをしているのは、人として成熟いるの男性なので、手を出しすぎるのはよくありません。
世話をする時はあくまでも、本人に出来ないこと補助するような形でお手伝いするといことに留めておきましょう。
世話好き女性のデメリット②頼られていないと自分の存在意義を見失う
世話好きな女性は、相手のことを思う危機察知能力が優れているため、頼られている事で自分の存在意義を感じる傾向があります。
そんな世話好き女性に対して、問題を解決する必要がないと言われてしまうと「私はもう必要ないってこと？」と思いつめてしまい、そっと別れを切り出すか、突然姿を消してしまう事もあります。
そこまで思いつめてしまう前に、自分と相手の課題にしっかり線引きが出来るようになるといいでしょう。
世話好き女性のデメリット③与えすぎていいように扱われてしまう
相手の課題を解決して行くたびに、世話好きな女性はおせっかいな女性へと変ってしまいますが、中にはそれを利用して「都合よく使ってしまおう」と考える男性がいることも忘れてはいけません。
何でも言う事を聞いてくれるのを良い事に、あれこれ任せて都合のいい女になってしまっては、何のために彼に尽くしているのかわからなくなります。
そして今まで尽くしてきた分の見返りを求めてしまうと、彼と共依存の関係になり、お互いの関係を終わらせることが出来ないまま、いつまでも与え続けて自分が損ばかりしてしまう関係になります。
世話好き女性のデメリット④甘え下手で可愛げがないと思われる
普段から世話を焼きすぎてしまっていると、逆に自分からどうやって彼に頼ったらいいのか分からなくなることがあります。
世話をされている側の彼も時には、あなたのいう事を聞いてあげて、わがままを聞いてお世話をしたいと思う事もあるのに、その好意を素直に受け入れられないと彼に可愛げがないと思われてしまうので、注意が必要です。
時には可愛く甘えてみたいなら「どうやって頼ったらいいのか教えて」と彼の甘えて貰いたい要望を聞いてみるのがオススメです。
世話好き女性のデメリット⑤ダメな男を育ててしまう
付き合う年月が長くなるにつれてどんどん彼がダメ男になってしまう。
そんな傾向にいつもハマってしまうなら、自分の世話好きがおせっかいになっていないかを見直してみる必要があります。
男性は狩猟本能がある生き物なので、「獲物→（課題）」を女性が「持ってきてしまう→（解決する）」と本来の長所が生かされずダメ男に成長してしまうのです。
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世話好きな女性が幸せになるためにはどう接するべきなのか
では世話好きな女性のメリット・デメリットをお話ししたところで、世話好きな女性が男性にどう接したら幸せになれるかをお話ししていきたいと思います。
世話好き女性が幸せになるための条件①先読みをしすぎない
自分の世話好きをもう少し抑えようと思うなら、まずは彼が困っている所をみたら、どんな助けを求めているのかを聞いてみて下さい。
ここで気をつけて頂きたいのは先読みをしてから手を貸さないという事です。
例え自分の中で「こうしてあげると助けてあげられるな」とわかっていても、それが彼にとって最適な答えかどうかはわかりませんし、プライドが高く手助けをしてもらう事を嫌っていることもあり得ます。
彼に話しかけ、「何かお手伝することある？」と聞くことで、好感度が上がり、自分では解決しにくい事を助けて貰った彼にとっては、あなたがとても有難い存在になるでしょう。
世話好き女性が幸せになるための条件②困りごとを助けすぎない
例え、彼が困っていることがあっても、あなたがすべてを解決する必要はありません。
むしろ率先して解決して貰うほど、彼はあなたを女性としてではなく「母親」として見るようになっていきます。
女性が男性と接していて幸せに感じる瞬間は1人の女として扱って貰う事です。
そのためには、彼が苦手なことを手伝うくらいにとどめておくくらいが丁度いいのです。
世話好きな女性が幸せになるための条件③見守る事も大切な愛だと知る
彼の事を思うあまり、手を貸しすぎてしまうというのは致し方無いですが、何も手を貸す事だけが愛情表現ではありません。
時には見守り、困っていても手を出さない、そして彼が問題を解決出来たら沢山褒める、それが見守りという名の愛なのです。
彼を一人の男性として見守るという事は、お互いにとってとても幸せになる近道にもなり得ます。
まとめ
本来「世話好き」というのは長所として活かせるものですが、いつしか相手のために尽くしすぎた結果が「おせっかい」になってしまっては本末転倒です。
「やりすぎない」「見守る」「お手伝いする」という気持ちを持つことで、自分の心の負担を軽くし、世話好き女性としての長所が発揮できれば、間違いなく男女共にモテる魅力的な女性になれるということをお約束します。
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