彼女の事は可愛いし一緒にいるのは楽しいと思う反面、「最近束縛が強い気がして正直気が滅入ってしまう」と嘆いているあなたへ。
彼女から受ける束縛が原因で別れようかと悩む前に、なぜ彼女があなたを束縛するようになってしまったのかについてお話し致しますので、理由を知ったうえで、束縛を緩和するための具体的な対策法をについて当記事を参考にして頂ければと思います。
彼女があなたを束縛してしまうわけ
彼女の事は好きでも、行動や連絡の制限をされたり、スマホのチェックをされたり、女性を褒める事すら注意されたりと、今までにない不自由な縛り付けをされるとストレスを感じてしまいますよね。
では彼女がどうして束縛を強いてしまうのかというと、大きな要因として考えられる事は、彼女は自信が無くあなたがいつ自分の元を去っていってもおかしくないという不安があるからではないかと思われます。
- 行動や連絡を制限するのは、他の女性とおしゃべりしているうちにその子が好きになって彼が自分の元を去ってしまうかもしれないと不安になる
- スマホをチェックしてしまうのは、自分に隠れて女の子と秘密のやり取りをしながら、自分と別れようとするかもしれない恐怖がある
- 他の女性を褒める事は、自分の魅力が他の女性よりも劣っているんじゃないかという劣等感に感じられる
しかしこれらの不安も「自分は彼に愛されているという自信がある」ならどうでしょうか。
彼が自分の知らないところでどのような行動や、やり取りをしていても気になる事はありませんし、他の女性と連絡を取る事があっても「彼の事なら大丈夫」という信頼もある事でしょう。
すれ違いに他の女性を褒めたところで、花を見て「キレイだね」と言っているような感覚で聞き流す余裕すらあるかもしれませんね。
お互い自由気ままに付き合いすぎるとカップルの存在意義がわからなくなるとは思いますが、自分に自信を持ちながらお互いに信じあってお付き合いする関係を目指していけば、束縛される不自由さも緩和されていくようになるでしょう。
彼女があなたを束縛する理由
彼女があなたを強く束縛するのは、彼女の心の中に様々な理由があるわけですが、彼女が彼氏を束縛する時には主に6つの理由が考えられます。
一つずつお話していきますので、彼女に当てはまる理由を考えながら理解を深めていく参考にしてみて下さい。
束縛の理由1自信の欠如
例えば彼女自身にいつも自信がない場合
等といった考えが常に頭をよぎってしまうので、束縛してでもあなたを繋ぎとめるしかないという考えに到ってしまいます。
彼女自身があなたと付き合って行くことに自信を付けなければ、他の女性と何らかの関係を持つ事の不安を克服するのは難しいでしょう。
束縛の理由2過去のトラウマ
彼女が以前お付き合いしてた彼氏が浮気癖のある男性だった場合、二股を掛けられていたり、他の女性によそ見をしていたりする姿に嫌悪感を感じてしまい、その結果彼氏が出来たときにはトラウマがよみがえり束縛に繋がる事もあります。
あなたにとってはそんなつもりがなくても
等といった行動すら、彼女にとっては「男はこんなにも簡単に女性に目移りしてしまうものなんだな」と思われて束縛の手綱をより一層強く締めていなくてはならないという考えになってしまうでしょう。
束縛の理由3依存心
彼氏を束縛してしまう彼女の特徴に依存心が強い事もあげられます。
もしかしたら彼女はあなたのことが好きすぎるがゆえに、あなたといる事以外に没頭できる趣味や関心事が見つかっていないのかもしれません。
要するにいつも一緒に居なければ、精神的に不安になってしまうほどあなたに依存してしまっているのではないでしょうか。
束縛の理由4独占欲が強い
独占欲とは相手や物を独り占めしたいという欲求の事
彼女はあなたとの精神的な結びつきが強くなりすぎて、「自分と彼氏」という精神的な境界線が曖昧になってしまい、彼氏は自分の一部なのだと思っているのかもしれません。
束縛の理由5拒否感受性が高い
もし彼女が心の中で、「私は彼に受け入れて貰えてないのかもしれない」という気持ちを抱えながらあなたと接しているとしたら、それは拒否感受性が高いと言えるかもしれません。
自分にとって大切な人が、自分を拒絶するかもしれないと不安に思ってしまう事を言います。
拒否感受性が高い状態である場合、自分の事を好きかどうかを態度ではなく言葉で確認するようになります。
しかし多くの男性にとって愛情表現は言葉よりも態度で示すことを考えているので、頻繁に言葉で好きの確認をされてしまうと、それが束縛に感じてしまう男性もいらっしゃるのではないでしょうか。
束縛強めの彼女に性欲が湧かなくなってしまったらコチラで解決策をお話ししています。
関連記事:彼女に対して性欲が湧かないまま付き合い続けるべきかの判断材料
彼女の束縛を緩めるための改善策
ではあなたを束縛せずにはいられない彼女に対してどうやって対応する事で、束縛から逃れることが出来るでしょうか。
ここからは束縛を緩める為にあなたが出来る改善策について具体的にお話していきたいと思います。
束縛彼女の改善策①「信頼されていないことが悲しい」と素直に伝える
彼女があなたを束縛してしまう理由に、悲しい事に愛情の信頼関係が築けていない事があります。
自分は彼女の事を好きだと思っているからこんなに態度で示しているのに、と思っていても、彼女は自信の欠如から束縛という行き過ぎた愛情表現にならざるを得ない。
ではどうすれば束縛を改善出来るのかと言えば、「信頼されていない事が悲しい」のだと素直に言葉にして伝えてみる事が大事なのです。
人間は相手の事を敏感に感じ取れても、相手からどう思われているかが盲点になっている事もあります。
彼女から受けている束縛が精神的に苦痛だと感じる域に達しているのなら、一度じっくり彼女と言葉を交わす時間を設けてみるのはいかがでしょうか。
束縛彼女の改善策②彼女の事を褒めて自信を付けさせる
彼女自身の自己肯定感の低さから束縛する行為に繋げてしまうのであれば、あなたが彼女の自己肯定感をあげる為に自信を付けさせてあげましょう。
- 失敗することがあっても応援して励ましてあげる
- 前よりも出来るようになったことを褒める
- 小さな事でも小まめにありがとうと言う
- ○○がいて頼りになるよと伝える
- 出来た事結果だけでなく出来るまでの過程を褒める
束縛彼女の改善策③過去に何があったのかを聞いてみる
言語脳を司る女性にとって言葉は欠かせない道具です。
しかし「言われていないから動かなかっただけ」という台詞を言ってしまいがちなのが男性の性ですが、彼女に自信を付けさせるという事と、あなたの束縛を開放してもらうという意味を込めて、彼女に「今までの彼氏にはどんな問題があったのか」経緯を聞いてみて下さい。
彼女も「何でそんなことを聞いてくるの?」と思うかもしれませんが、別れた原因にあなたが束縛されることになった原因のヒントが隠されている事もあります。
彼女の男性遍歴を聞くというのは、男性にとっては苦痛に感じる行為かもしれませんが、今まで聞いていなかった男性との別れの原因が今あなたへの束縛に繋がっている可能性は充分考えられることです。
束縛してくる彼女にやってはいけない事
いくら束縛を止めて欲しいといっても、彼女にやってはいけない事もあります。
あなたが意図せず、踏んではいけない地雷を踏む事がないように、やってはいけないNG行為についてお話していきます。
束縛彼女へのNG行為①不和の別れ
束縛してくる彼女とは今後やっていけそうもないと思ってしまうと、今の関係を終わらせたいと考えるようになると思いますが、たとえ別れる事になったとしても彼女が傷つくような不和の別れになることだけは避けましょう。
彼女は束縛するほどあなたのことが好きなわけで
等という、わだかまりが出来るような別れ方をすると、あなたへ向けていた愛情が憎悪に裏返りストーカーになってしまう危険性も考えられます。
好きだった人とのわだかまりが残る不和の別れは、誰にとっても辛く悲しい記憶になります。
束縛されるのが嫌で別れる事になったとしても、お互いに話しあって出来るだけ納得のいく形で、関係の解消をするようにしましょう。
束縛彼女へのNG行為②怒る
誰かに強く束縛されるような事があれば、相手に対して憎悪の気持ちが芽生えてしまう事も充分あり得ます。
自分に自信がないからこそ、相手を繋ぎとめる手段の束縛が過剰になってしまったとしたら、怒っても問題の解決する事にはなりませんし、それどころか、彼女の自尊心を傷つける結果にも結びついてしまいます。
- 嫉妬した事を怒る
- 好きの確認をしてくる事を怒る
- 行動制限をしてくる事を怒る
彼女の束縛にムッとしてしまったと感じたら「今自分は怒っているんだ」という事を自覚して心を落ち着けるようにしましょう。
束縛彼女へのNG行為③無視する
人の心が一番傷つくのは、怒る事以上に相手の存在を無視する事です。
怒る行為自体はまだ相手の存在を認めている状態ですが、無視は相手を認めず存在があるのにも関わらずまるでそこに無いかのようにしてしまう行為なので、無視されて精神的に傷つかない人など存在しません。
束縛から彼女を嫌いになってしまう事があっても
等という彼女を無視して存在を否定するような行為はしないようにしましょう。
束縛が強い彼女と別れた方が良い時の【あなたの限界サイン】
彼女の束縛から開放されたいのであれば、自尊心を傷つけないように注意する事が大事ですが、あなたの心が限界を超えてまで付き合い続けるのはよろしくありません。
お互いが円満に付き合い続けられるよう、出来る限りの事はやった方がいいとも思いますが、これからお話しする心の限界サインが既に当てはまるような事があれば、少しでも心に余力があるうちに円満な別れになるよう話し合いをする事も検討してみて下さい。
束縛された時の限界サイン①彼女と居ると無口になってきたと感じる
男性は女性と比べるとおしゃべりな方ではありませんが、特に彼女と一緒に居る時に、「自分ってこんなに無口だったかな」と感じたり、あるいは自覚が無くても彼女の方から「無口になったね」と指摘されるようなことがあれば、それは心の限界に達している可能性があります。
人が無口になるのはいくつかの要因はありますが、束縛が原因で彼女といる事に疲れてしまった場合、自分の時間を確保するため無意識に口を閉ざしてしまっている事も考えられます。
男性は問題を解決するため思考を巡らせていると、黙り込んでしまう傾向にありますが、そうではなく彼女といる時間の現実逃避に無口になってきたという自覚があるなら、お互いのためにも早めに見切りを付けても良いのではないかと思われます。
束縛された時の限界サイン②彼女と居ると自分に笑顔が無い
彼女と一緒にいる時に「最後にいつ笑ったのか思い出せない」こんな心当たりがあるなら、それは心の限界サインの現れです。
人はストレスが原因で心や体に様々な不調があらわれますが、あなたがいつ彼女と笑顔で接したかを思い出せないという事は、それだけ心に余裕がないという状態になっています。
なぜ心に余裕を持てないまま彼女と過ごしているのかをよく考えて辿っていくと、その原因に束縛される事の辛さがあげられるのなら、これ以上心の限界サインを超えてまでお付き合いを続けていくのは、難しいのではないでしょうか。
束縛された時の限界サイン③何でもない時に涙が出る
ストレスにより心が限界に達すると、何でもない時に涙が出てしまう事があります。
これは実体験として考えられる事でありますが「何でもない時」という言葉で表現している物の、厳密に言うと「無意識に物思いにふける」=「悲しい事や嫌な事を思い出して涙が出てしまう」という現象が起きているのではないでしょうか。
では何故、物思いにふける事で悲しい出来事が蘇ってしまうのかという原因を辿ると、そこに束縛される事の悲しさや悔しさが込み上げてくるのなら、その考えを否定する事なく素直に受け入れて、円満な別れを目指していくことが望ましいかもしれません。
まとめ
あなたが彼女に束縛する事を辞めて欲しいと思っていても、彼女が自信を持ってあなたと付き合いたいと思えていなかったり、過去の男性遍歴が原因でトラウマになってしまった事を克服できていなければ、束縛から解決するための糸口は見えてきません。
カップルは二人三脚で問題を解決して行くことが必要不可欠なので、これからもお互いにいい関係を築いていきたい思いがあるのなら、言葉のコミュニケーションでお互いに改善の為の話し合いを進めて楽しい毎日を送って行ってくださいね。